Excel VBAで測定器制御をするための必須設定【参照設定】

今回はExcel VBAを用いた測定器制御に必須の設定を、画像も使って丁寧に解説をしていきます。

Excel VBAで測定器制御をするためには、VISA-COMと呼ばれる測定器業界での共通規格を用いたプログラムのライブラリを使用する必要があります。

このライブラリの設定方法を今回は紹介させて頂きます。

学べる事!
この記事を読んで何が出来るようになる?

お使いのExcelにおいて

  • Excel VBAで測定器制御を行うための準備が出来ます。
  • Excel VBAでライブラリの参照設定方法が理解することができます。
目次

準備するもの

パソコン

  • パソコン
    • 数量:1台
    • Windowsのパソコンであれば特に指定はありません。

ソフトウェア類

  • Micorsoft Excel
    • 数量:1アカウント
    • Excel VBAの初期設定が完了していない方は下記の記事をご確認ください。
  • Keysight IOライブラリ
    • 数量:1
    • IOライブラリのインストールが完了していない方は下記の記事をご確認ください。

Excel VBAでライブラリを有効化するには?

VBE(Visual Basic Editor)を開く

STEP
Excelを起動する。
STEP
「Visual Basic」を選択する。

ショートカットキー : 「Alt」 + 「F11」

STEP
下記のようなウィドウが表示されていることを確認する。

環境によっては多少異なるかもしれませんが問題はありません。


参照設定を行う方法

STEP
「ツール」を選択する。
STEP
「参照設定」を選択する。
STEP
リストの中からスクロールして、必要なライブラリを探す。

チェックが入っているものを除き、アルファベット順に並んでいます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: f0cd4edcc534cf9e5b5b0ad7e2a8d78c-1.png
STEP
「VISA COM 〇.〇〇 Type Library」のライブラリにチェックを入れる。

〇.〇〇 の部分はバージョンによって異なります。

STEP
「OK」を選択する。

ライブラリは設定したエクセルファイル内でのみ有効となります。
新規で作成したエクセルファイルは再度設定が必要となります。

最後に

お疲れさまでした!今回はExcel VBAを用いた測定器制御に必須のVISA-COMライブラリの設定方法を紹介させて頂きました。

VISA-COMライブラリに限らず、他のライブラリも同様の方法で設定が出来るため、是非一連の流れを覚えておきましょう。

お疲れ様でした!
まとめ
  • Excel VBAでライブラリの設定方法はコードで記入する以外にも参照設定にて設定が可能です。
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